光ファイバーのことです。こちらではFibra óptica(フィブラ・オプティカ=光ファイバー。そのまんまですね)といいます。
日本では「我が家に光がやってきた!」なんてCMは、「は?それ何年前のこと??」てな感じでもうかなり昔の話なんですが(2000年前後ですね)、ウルグアイではようやく広がってきました。とはいえまだ全体に普及とは行かず、少しずつ工事が進んでいるところです。
光ファイバー工事マップを見ていただくとなかなか面白いのが、Carrasco、Malvin、Pocitos地区あたりから始まり、だんだんセントロに来てること。商業地区であるとか、中心街であることを考えたらセントロから手を着けそうなもんなんですがね。
本当の理由は知りませんが、庶民の間では「そら、光通信代がほいほい払える金持ちの地区から普及するのは理にかなってるってもんよ。」という理由であるとの都市伝説がちらほら。
とはいえ、Youtubeを見ていたら平気で途中で止まるので、全部ダウンロードするまで一時停止ボタンを押してじーと待つとか、日本で作られたホームページはデフォルトで光通信の速度を想定されてるので、こっちで開くと重くて泣きそうとか、そういうのが解消されるのはありがたいですね。
でも料金はまだまだ高いです。
20(下り)/2(上り)Mbps:690ペソ/月(3500円くらい)
50(下り)/10(上り)Mbps:990ペソ/月 (5000円くらい)
80(下り)/10(上り)Mbps:1290ペソ/月(6500円くらい)
120(下り)/12(上り)Mbps:1590ペソ/月(8000円くらい)
もうね、日本のいまどきのフレッツ光とかでしたら200/100Mbpsくらいの超スピードで、料金はいろいろなプランがあってプロバイダなしで4000円/月くらいで利用できちゃうのと比較すると、まだまだがんばれウルグアイ!って感じなんですけどね。単純比較でもウルグアイのほうが高いですが、ウルグアイの平均賃金月額、統計資料上は75,000円くらいですからね。
高い料金については、もちろん初期投資をこの少ない国民数で回収しないといけないという問題もあるんですが、日本と違うのは光通信はウルグアイの電電公社(なつかし!)、Antelの一社独占なので競争もないので、まあこのまま高いままなのかな、と予想されます。
でもまあ、「これでようやくウルグアイの通信速度が日本並みになるよ!!」と言ってくる知り合いなんかは嬉しそうなので(日本の通信速度が世界一というのは知っている人は知っています)、やっぱり光が来るのはいいもんです。
0 件のコメント:
コメントを投稿