El viaje hacia el mar
ストーリーはいたってシンプル。1963年のある夏の日、ミナス(Minas)というウルグアイのいち地方都市から海を見た事の無い6人の男達(と一匹)が、初めて海を見ようとトラックに乗って旅に出ます。
カネローネス(Canelones)の海を目指す、とあったので、○で囲んだところのどこかなんでしょうね。
そして男達はその旅の途中でぽつりぽつりを会話を交わし、友情を深めて行きます。そんだけ。
ウルグアイ映画って、本当にこれと言ったドラマがあるものが少ないのですが、なんというか、途中を楽しむと言うか、映画の中の風景や音楽や、ちょっとしたジョークを笑うとか、そういう種類の映画が多いです。これもその一つ。
この映画で楽しめるのは、典型的なウルグアイの地方都市と、インテリオール(モンテビデオから外のウルグアイ)の景色。
時代背景は60年代だし、変化を知るウルグアイ人には、この時代の良さや静けさは既に失われたと言う人もいますが、外国人の目線からは、いやいや、全然そのままじゃないっすか。古くないっす、十分今でもひとたびモンテビデオを出たらこの映画のようなインテリオールを楽しめますよ、てなもんです。
様々な事情でモンテビデオに住んでいますが、個人的にはインテリオールに行くのは大好きです。 そこで時間が止まったかのような静けさを楽しんでモンテビデオに帰って来ると、あまりの都会っぷりに驚きます(汗)。こりゃ大変だ。
ということで、この映画で首都モンテビデオとは違うウルグアイ、インテリオールをお楽しみ下さい。
0 件のコメント:
コメントを投稿