今回は、元アルゼンチン代表、カニーヒア世代のかたにドンズバのネタです。
格好よかったですね〜 。日本でも大人気でした。
アルゼンチンには"Bailando por un sueño"という番組がありまして、ペアが何組か出て来て、踊りを評価されるという番組です。
アメリカの"So you think you can dance"みたいなもんかな?と最初は思っていたのですが、かなり違いました。
アメリカのそれが真剣にアメリカンドリームを目指して出演者が勝ち上がるところにドラマがあるとすれば、アルゼンチンのそれは、踊りはともかくとして、ジャッジの辛辣な評価と、それに口答えする踊り手との下世話な痴話ゲンカっぷりにドラマのキモがあります。
また衣装もかなり扇情的。というかあんまし衣装は重要視されていないというか→かなり脱ぎますんで。
今でこそ12時ごろに放映されているようですが、少し前はもうちょっと早い時間帯で、これ、子供が見てもええんですか??と、ヨソの国の青少年の事ながら、真剣に心配してしまいました。
この番組に対するウルグアイ人の反応は『派手で馬鹿げていて、教育上良くなくて、アルゼンチンって感じだよね〜。』といい反応をしないくせに、内容はしっかりみんな知ってるんで、なんだ、結局見てんじゃん、って感じです。
ウルグアイ人はアルゼンチンから入って来る風俗を派手で下品で中身が無くて教育上よろしくないと嫌っており、その一方で自分たちはもっと質素で堅実だと思っています。でも結局見てるんですけどね…。
閑話休題。
この番組に、最近クラウディオ・カニーヒアの子弟たちが出演しています。2番目に産まれた二卵性の双子、アレクサンダーとシャルロットです。
シャルロットはもともとブルネットなんですが、ママのようにド金髪に染めてアルゼンチンの芸能人らしくなって登場。でも彼女、ヨーロッパで育っているので、アルゼンチンの文化を殆ど知らない、ドルセ・デ・レチェも食べないとか前トーク番組で言ってましたね。
あほかわいいお嬢様キャラを前面に出しており、しゃべりはあほっぽいのですが、なんせ可愛らしいんで、私はけっこう好きです。ラテンの女性にありがちな、性格がつよそーな毒っ気が感じられないのが、なんともここでは新鮮。
アレクサンダーは昨夜、パパの扮装をして出演。
顔はかなりお母さん似だと思うんですが、骨格は父ちゃんだな!という感じです。
(まあ、お母さんは鼻筋とかすっかり変えちゃってるので、似てるも何もわかんないんですけどね…。)
そうそう、お母さんと言えば、たまに本当にお母さんまで出て来ちゃって、いろいろ喋り散らかすんで、これまた大変。
ちなみに、 この一家にはアクセルと言う長男がおりまして、画家です。派手好き・浪費好きのママに育てられ、双子はその道を続いていますが、長男は芸術好きの物静かな人間に育ったようで、この一家ではoveja negra(黒羊、変わり者)という位置づけ。
個人的には、パパの出演も待望しております!
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