¡¡¡Feliz año nuevo!!! (新年おめでとう!)
¡¡Se arranca nuevo año!!(新しい年が始まったね!!)
と、本日4月1日、ちらほら挨拶される事がありまして。
最初はエイプリルフールかと思ってたのですが、ウルグアイでは大真面目な冗談。
そうです、2013年も始まってもう3ヶ月過ぎた頃に、人々はようやく1年が本格的に始まって、市中の人たちは「しょうがネエな、そろそろ働くか」という気分になるのです。
といいますのも、ウルグアイは1月〜2月が真夏ですので、その間が夏休みとなるのですが、1月(早い人は12月の下旬)〜2月いっぱいまでが夏バカンス期間という感覚で、大体の人は15日間休みを取るのですが、早く取る人も居り、遅く取る人も居り、常に仕事場は人が足りていない状態で、いまいち本格始動し切りません。オフィスが開いていても、「あ、担当の人がバカンス中で居ないから、2週間後においでね。」と言われる事もあり、開いていても機能してないじゃん、とツッコミたくなる事もしばしば。
そして3月の第一月曜日からはさすがに学校の新学期が始まるので(学校は12月下旬から2月一杯まで休みです!!)、バカンスを止めて街に居るか、という雰囲気になるのですが、それも束の間、3月の中旬から4月上旬に(年によって変わりますが)イースター週間のお休みが来ます!!このタイミングでまた皆さん、1週間ほど街を我先にと出払いますので、やっぱり働いてるどころじゃない状態。
ちなみにウルグアイはイースター週間は『観光週間(Semana de turismo)』 と呼ばれます。
そんなこんなで、なんだかんだ皆さん12月下旬〜3月一杯までバカンスモード。夏ですし。ようやくそんな気分も終わって、秋も深まって、雨ばっかり降って寒くって憂鬱な冬が来ると言う事で、仕方ねえ、次の夏が来るまで辛抱して働くか。という気分に切り替わるのがこの時期です。
ようやくウルグアイのリズムに慣れて来て、私も夏モードが終わるのが悲しくて仕方ない気持ちがわかるようになって来ましたが、未だにこの『失われた3ヶ月』の喪失感には慣れません。3ヶ月あったら、一仕事終わりまっせ???というのはあくせくした日本的サラリーマン感覚でしょうか。
ウルグアイは先進国よりずっと遅れてる国だから、と自虐的に国民はいいますが、そりゃ、先進国が1年フルフルに稼働している中、1年の内3ヶ月、4分の1、25%(と表現するとデカい)動いてなけりゃ、よしんば同じスピードで世の中が動いても遅れるのは当たり前なのに、ましてやスピードだって段違いなんだから…………。
でもまあ、ほんとにウルグアイの冬は長くて、寒くて、雨が多くて、憂鬱なので、全てを放り投げて夏を楽しみたい気持ちも、分かると言えば分かります。
今はまだ秋、気候もいいのでこれがもう少し続いてくれる事を祈っときます。
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