明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
ウルグアイ、12月31日にはっちゃけて、お店は殆ど、交通機関まったく機能しない静かな元旦を終えたら1月2日からは普通の日という(日本人感覚では)あっけない新年で今年も始まりました。
さて、新年とはまったく関係ない話なのですが、最近ひょんなことから猫を飼い始めたのでペットに関する話題を。
ペットを飼い始めるとまず考えることが獣医さんに行く事だと思います。
ウルグアイの獣医さんは、見た感じすごく数が多く、数ブロックに一軒、くらいの勢いで見かけますので、選択肢は沢山あります。
というのもウルグアイでペットを飼うことは非常にポピュラー。日本のようにペット禁止物件は聞いた事ありません。一軒家ですと防犯の理由で大きな犬を飼っている事が多いです。
獣医さんのシステムは、かかりつけを決めたらそこのソシオ(会員)になって、会費を毎月払います。会費は自分の住んでいる住宅地で130〜180ペソ位の幅(650〜900円)。そうすると基本的に診療はタダでやってくれ、薬代だけを払います。
その他にもそこの獣医で売っている物品・エサの割引、薬代・往診・救急診療・検査・手術の割引等々があります。獣医さんによってサービスは異なるのでそれもかかりつけを決める時の検討事項になります。
ソシオでない場合は1回の診療で500〜1000ペソ(2500〜5000円)取られる時もありますので、私の場合は、飼ったばかりで寄生虫の駆除や予防注射でマメに通わないといけなかったのでソシオになったのですが、ペットが獣医にかかる事なんて滅多に無いし、とソシオにならずに飛び込みで行く人も沢山居ます。
薬代はピンキリ。ここではウルグアイやアルゼンチンの製薬会社が作るゾロ品が主流でその場合はお手軽な価格で済みますが、ファイザーやバイエルの作る新しい薬を希望する場合は、それなりのお値段を支払います。例えばノミ予防薬が地元の薬では160ペソ(800円)くらいで買えるところをファイザーのrevolutionだと360ペソ(1,800円)ですとか。それはどの国でもそうですよね。
去勢代は猫の場合、雄で1000ペソ(5,000円)、雌で2000ペソ(10,000円)位がだいたい相場なようです。
概してペットの医療費は日本よりお手軽なようです。
ウルグアイに住む外国人としてもう一つ気になるのがペットのウルグアイからの輸出・輸入の手続きですが、メルコスール内での移動の場合は、ウルグアイの農林水産省(MGAP)に登録されている獣医さんで、ある程度経験があれば問題なくちゃっちゃっとやってくれるのですが、それ以外の国の場合は、全員が出来る訳ではなく、やり方を分かってる獣医さんに頼まないといけません。具体的にはマイクロチップ装着、狂犬病の抗体検査の為の採血・外国の研究所への依頼・送付・支払いもろもろの作業、血清サンプルの輸出の作業と、出国直前に必要なペット健康診断書へのサインです。かかりつけの獣医さんがこの手続きをやってない場合は、殆どの場合、出来る獣医さんを紹介してくれます。
料金は検査代・送料・梱包代等々の実費の他に獣医さんへの謝金が入りますのでピンキリです。この場合でも彼らが理解しているのはEUへの輸入手続きですので、それを踏まえてちゃっちゃと勧めますので、日本への輸入の場合は飼い主が責任を持って日本のルールとEUのルールの違いを踏まえて獣医さんとよく摺り合わせておく必要があります。
ペットの入手経路は、生体販売をしているペットショップ(ウルグアイでは禁止されていませんが、日本のようにポピュラーではありません)、ブリーダー、知り合いから分けてもらう、拾う、シェルターから引き取る、というルートがあるので日本と同じです。
シェルターから引き取るというのは、まだあまりポピュラーでは無いようですが、ウルグアイにもいくつか動物愛護団体があり、犬、猫、牛、馬等が里親を募集しています。ウルグアイでは公共の動物保護センターを既に廃止しており、その代わりに無料の去勢・避妊サービスを行っています。殺処分が無いのはいい事なんですが、責任を持って最期まで飼えない人が捨てた犬や猫が野良として暮らしており、動物愛護団体のキャパシティに追いついていません。また去勢や避妊をせず放し飼いをしている場合は、繁殖がコントロール出来ませんので、ウルグアイでは日本よりも野良を見る頻度が高いです。
ウルグアイは日本に比べるとペットに寛大な住環境とはいえ、責任を持ってペットを飼う、という事についてはまだまだ課題がある、というのは日本もウルグアイも同じなようです。
うろうろウルグアイ
ウルグアイに馴染もうと奮闘中の、いち日本人の目からみたウルグアイを本音ベースで記したブログです。たまにきれい事ではないウルグアイの現実についても触れます。 きれいなウルグアイ・観光情報については、こちらのブログをご参照下さい。「地球の歩き方」ウルグアイ/モンテビデオ特派員ブログ http://tokuhain.arukikata.co.jp/montevideo/
1.06.2014
9.09.2013
ウルグアイ代表、対コロンビア戦メンバー修正
最終的にこういうメンバーになったそうです。
(GK) Fernando Muslera,
(DF) Maximiliano Pereira, José María Giménez, Andrés Scotti, Jorge Fucile,
(MF) Alvaro ´Tata´ González, Egidio Arévalo Ríos, Nicolás Lodeiro, Cristian Rodríguez,
(FW) Luis Suárez y Edinson Cavani.
DT: Oscar Tabárez.
前回の発表からの変化は中盤、アルバロ・ゴンザレスとロデイロが入ったということです。
結局DFは4バックで行くようです。ついにJMヒメネスがフル代表デビュー。ペルー戦ではプランチャ全開でスカしてましたが、コロンビア戦、しっかり頼んますよ。
フォルラン、やっぱり明日は無理だったんですかね。カセレスはペルー戦終了早々にイタリアに引き上げ、明日の火曜日、半月板の手術とか。南米予選の残りの試合には出れない模様。怪我で代表から長らく離れてた、同ポジションのフチーレに奮起していただきたいです。
それにしても、両チームも必死だったのは分かりますが、ほんっとにペルーのラフプレーには泣かされました(ペルーのスポーツ番組はウルグアイがラフだったと報じてましたが)。
(GK) Fernando Muslera,
(DF) Maximiliano Pereira, José María Giménez, Andrés Scotti, Jorge Fucile,
(MF) Alvaro ´Tata´ González, Egidio Arévalo Ríos, Nicolás Lodeiro, Cristian Rodríguez,
(FW) Luis Suárez y Edinson Cavani.
DT: Oscar Tabárez.
前回の発表からの変化は中盤、アルバロ・ゴンザレスとロデイロが入ったということです。
結局DFは4バックで行くようです。ついにJMヒメネスがフル代表デビュー。ペルー戦ではプランチャ全開でスカしてましたが、コロンビア戦、しっかり頼んますよ。
フォルラン、やっぱり明日は無理だったんですかね。カセレスはペルー戦終了早々にイタリアに引き上げ、明日の火曜日、半月板の手術とか。南米予選の残りの試合には出れない模様。怪我で代表から長らく離れてた、同ポジションのフチーレに奮起していただきたいです。
それにしても、両チームも必死だったのは分かりますが、ほんっとにペルーのラフプレーには泣かされました(ペルーのスポーツ番組はウルグアイがラフだったと報じてましたが)。
8.06.2013
(続報)ウルグアイ代表、対日本戦最終メンバー20名決定。
前回の29名→20名に絞られました。
それでも人気者のフォルラン、スアレス、カバーニのFW三人組はしっかり日本へ行きますよう!
個人的にはフチーレが残ってくれたのでほっです。
あとさらに個人的にはガストンラミレスより、ニコラスロデイロを中盤で見たいです。
Fernando Muslera, Martín Silva, Diego Lugano, Diego Godín, Martín Cáceres, Sebastián Coates, Jorge Fucile, Maximiliano Pereira, Walter Gargano, Álvaro Fernández, Álvaro González, Álvaro Pereira, Sebastián Eguren, Cristian Rodríguez, Nicolás Lodeiro, Gastón Ramírez, Diego Forlán, Luis Suárez, Edinson Cavani y Christian Stuani.
それでも人気者のフォルラン、スアレス、カバーニのFW三人組はしっかり日本へ行きますよう!
個人的にはフチーレが残ってくれたのでほっです。
あとさらに個人的にはガストンラミレスより、ニコラスロデイロを中盤で見たいです。
Fernando Muslera, Martín Silva, Diego Lugano, Diego Godín, Martín Cáceres, Sebastián Coates, Jorge Fucile, Maximiliano Pereira, Walter Gargano, Álvaro Fernández, Álvaro González, Álvaro Pereira, Sebastián Eguren, Cristian Rodríguez, Nicolás Lodeiro, Gastón Ramírez, Diego Forlán, Luis Suárez, Edinson Cavani y Christian Stuani.
8.04.2013
ノスタルジアの夜と飲酒運転撲滅キャンペーンと、アレハンドラ・フォルラン
今年も8月24日のノスタルジアの夜(La noche de la nostargia)が近づいて参りました!
そろそろこの夜はどこのパーティに行こうか?どう過ごそうか?という事が話題に上って来ます。
それに併せてこの時期に現れるのが飲酒運転撲滅キャンペーン。
ここ数年取り締まりが強化なされて来てるとは言え、 ウルグアイではまだまだ飲酒運転する人が多いんですね。さらに翌日25日は祝日(no laborable)なので、稼働するタクシーも減少するため、足の確保の為に車で出掛けてついつい飲んじゃう、という事が起こり易いのです。
今年はFundación Alejandra Forlán(アレハンドラ・フォルラン財団)が飲酒運転撲滅キャンペーンを立ち上げました。
運転する場合は、血中アルコールレベル0.0でla noche de nostargiaを楽しみましょう! というメッセージです。
その名字から予想される通り、サッカー選手、ディエゴ・フォルランのお姉さん、アレハンドラ・フォルランの立ち上げた財団です。ウルグアイにおける自動車事故の減少、さらに自動車事故の被害にあって人生が変わってしまった人たちへの援助等を行っている財団です。
アレハンドラ・フォルランは17歳の時に彼氏の運転する車に乗っている時に事故に遭いました。雨のため車がスリップ、コントロールを失って、ランブラ沿いのヤシの木に激突したとの事です。この時二人ともシートベルトはしておらず、運転していた彼氏はその事故で死亡、アレハンドラは一命は取り留めたものの下半身不随となり、一生を車いすで生活する事を余儀なくされました。
自身の困難を克服するだけではなく、同じような困難を抱えている人を支援する為、また交通事故そのものを減少させるべく、財団を立ち上げて活動をしています。
彼女のインタビューでも“tocaba el cielo con las manos”(最高に幸せだった)と述べられていますが、弟ディエゴと同じ皆が憧れる金髪にクリアな青い目を持ち、モデルのオファーも来ていたという美人さん、お祖父さんもお父さんもサッカー選手だったという恵まれた家庭に生まれて、17歳という若さ、すなわち全てに恵まれていたのに、事故で人生が一転してしまったのです。
彼女の治療費は家族にかなりの負担となり、それを経済的に援助する為に、成績優秀、テニスの腕も一流でテニスプレーヤーになる可能性があった5歳年下のディエゴが、サッカーで稼ぐべくペニャロールに入団したという経緯があります。(そしてこれまでの輝かしいキャリアがある訳ですから、人生ってほんとに何があるか分かりませんよね。)
ウルグアイでは交通事故は35歳未満の若年者の死亡原因のトップです。正直、車でもバイクでも結構運転荒いんですよね。さらに道路の排水が日本のように整備されている訳ではないので水はけが悪いので、雨が降ると本当に滑り易いです。ですので、皆さん、ぜひとも安全運転でお願いします。
そろそろこの夜はどこのパーティに行こうか?どう過ごそうか?という事が話題に上って来ます。
それに併せてこの時期に現れるのが飲酒運転撲滅キャンペーン。
ここ数年取り締まりが強化なされて来てるとは言え、 ウルグアイではまだまだ飲酒運転する人が多いんですね。さらに翌日25日は祝日(no laborable)なので、稼働するタクシーも減少するため、足の確保の為に車で出掛けてついつい飲んじゃう、という事が起こり易いのです。
今年はFundación Alejandra Forlán(アレハンドラ・フォルラン財団)が飲酒運転撲滅キャンペーンを立ち上げました。
運転する場合は、血中アルコールレベル0.0でla noche de nostargiaを楽しみましょう! というメッセージです。
アレハンドラ・フォルランは17歳の時に彼氏の運転する車に乗っている時に事故に遭いました。雨のため車がスリップ、コントロールを失って、ランブラ沿いのヤシの木に激突したとの事です。この時二人ともシートベルトはしておらず、運転していた彼氏はその事故で死亡、アレハンドラは一命は取り留めたものの下半身不随となり、一生を車いすで生活する事を余儀なくされました。
自身の困難を克服するだけではなく、同じような困難を抱えている人を支援する為、また交通事故そのものを減少させるべく、財団を立ち上げて活動をしています。
彼女のインタビューでも“tocaba el cielo con las manos”(最高に幸せだった)と述べられていますが、弟ディエゴと同じ皆が憧れる金髪にクリアな青い目を持ち、モデルのオファーも来ていたという美人さん、お祖父さんもお父さんもサッカー選手だったという恵まれた家庭に生まれて、17歳という若さ、すなわち全てに恵まれていたのに、事故で人生が一転してしまったのです。
彼女の治療費は家族にかなりの負担となり、それを経済的に援助する為に、成績優秀、テニスの腕も一流でテニスプレーヤーになる可能性があった5歳年下のディエゴが、サッカーで稼ぐべくペニャロールに入団したという経緯があります。(そしてこれまでの輝かしいキャリアがある訳ですから、人生ってほんとに何があるか分かりませんよね。)
ウルグアイでは交通事故は35歳未満の若年者の死亡原因のトップです。正直、車でもバイクでも結構運転荒いんですよね。さらに道路の排水が日本のように整備されている訳ではないので水はけが悪いので、雨が降ると本当に滑り易いです。ですので、皆さん、ぜひとも安全運転でお願いします。
7.31.2013
ウルグアイ代表、対日本代表戦メンバー発表
日本との親善試合に望む、ウルグアイ代表メンバーが発表になりました!
フルフルのベストな布陣で日本入りです。さあすが代表戦をサボることを許さないタバレスさん!(というか、次の南米予選に向けて試せるものはすべて試したい心境なんでしょうけどね…。)
欧州組だけではなくて、国内(ウ国近所)組も3人加入。
個人的に嬉しいのは怪我で長らく代表を離れていたフチーレの復帰。現在彼の元ポジションにはカセレスが定着していますし、非常に活躍していますが、一方でフチーレの運動量やねちっこいプレーが個人的には大好きなんです。タバレスさん、どう生かすんでしょうね。
Arqueros (GK)
MUSLERA, Fernando - Galatasaray (Turquía)
SILVA, Martín - Olimpia (Paraguay)
CASTILLO, Juan - Peñarol (Uruguay)
MUÑOZ, Rodrigo - Libertad (Paraguay)
Defensores (DF)
LUGANO, Diego - Paris Saint Germain (Francia)
GODÍN, Diego - Atlético de Madrid (España)
CÁCERES, Martín - Juventus (Italia)
COATES, Sebastián - Liverpool (Inglaterra)
SCOTTI, Andrés - Nacional (Uruguay)
AGUIRREGARAY, Matías - Estudiantes de La Plata (Argentina)
FUCILE, Jorge - Porto (Portugal)
SILVA, Alejandro - Olimpia (Paraguay)
PEREIRA, Maximiliano - Benfica (Portugal)
Volantes (MF)
GARGANO, Walter - Napoli (Italia)
FERNÀNDEZ, Álvaro - Nacional (Uruguay)
PÉREZ, Diego - Bologna (Italia)
ARÉVALO RÍOS, Egidio - Palermo (Italia)
GONZÁLEZ, Álvaro - Lazio (Italia)
PEREIRA, Álvaro - Internazionale (Italia)
EGUREN, Sebastián - Palmeiras (Brasil)
RODRÍGUEZ, Cristian - Atlético de Madrid (España)
LODEIRO, Nicolás - Botafogo (Brasil)
CASTRO, Gonzalo - Real Sociedad (España)
RAMÍREZ, Gastón - Southampton (Inglaterra)
Delanteros (FW)
FORLÁN, Diego - Internacional (Brasil)
SUÁREZ, Luis - Liverpool (Inglaterra)
CAVANI, Edinson - Paris Saint Germain (Francia)
STUANI, Christian - Espanyol (España)
HERNÁNDEZ, Abel - Palermo (Italia)
フルフルのベストな布陣で日本入りです。さあすが代表戦をサボることを許さないタバレスさん!(というか、次の南米予選に向けて試せるものはすべて試したい心境なんでしょうけどね…。)
欧州組だけではなくて、国内(ウ国近所)組も3人加入。
個人的に嬉しいのは怪我で長らく代表を離れていたフチーレの復帰。現在彼の元ポジションにはカセレスが定着していますし、非常に活躍していますが、一方でフチーレの運動量やねちっこいプレーが個人的には大好きなんです。タバレスさん、どう生かすんでしょうね。
Arqueros (GK)
MUSLERA, Fernando - Galatasaray (Turquía)
SILVA, Martín - Olimpia (Paraguay)
CASTILLO, Juan - Peñarol (Uruguay)
MUÑOZ, Rodrigo - Libertad (Paraguay)
Defensores (DF)
LUGANO, Diego - Paris Saint Germain (Francia)
GODÍN, Diego - Atlético de Madrid (España)
CÁCERES, Martín - Juventus (Italia)
COATES, Sebastián - Liverpool (Inglaterra)
SCOTTI, Andrés - Nacional (Uruguay)
AGUIRREGARAY, Matías - Estudiantes de La Plata (Argentina)
FUCILE, Jorge - Porto (Portugal)
SILVA, Alejandro - Olimpia (Paraguay)
PEREIRA, Maximiliano - Benfica (Portugal)
Volantes (MF)
GARGANO, Walter - Napoli (Italia)
FERNÀNDEZ, Álvaro - Nacional (Uruguay)
PÉREZ, Diego - Bologna (Italia)
ARÉVALO RÍOS, Egidio - Palermo (Italia)
GONZÁLEZ, Álvaro - Lazio (Italia)
PEREIRA, Álvaro - Internazionale (Italia)
EGUREN, Sebastián - Palmeiras (Brasil)
RODRÍGUEZ, Cristian - Atlético de Madrid (España)
LODEIRO, Nicolás - Botafogo (Brasil)
CASTRO, Gonzalo - Real Sociedad (España)
RAMÍREZ, Gastón - Southampton (Inglaterra)
Delanteros (FW)
FORLÁN, Diego - Internacional (Brasil)
SUÁREZ, Luis - Liverpool (Inglaterra)
CAVANI, Edinson - Paris Saint Germain (Francia)
STUANI, Christian - Espanyol (España)
HERNÁNDEZ, Abel - Palermo (Italia)
6.07.2013
ペニャロール・カンペオン!!の祭りの後
さて、今週火曜日のディフェンソールとの試合に勝利し、今年のウルグアイリーグ(正確には2012年後半〜2013年前半の1年間)の年間王者は、ペニャロールに決まりました。
やはり大一番の試合、いつもの通りバスに乗ればラジオ中継がガンガンかかっており(但し運転手がペニャロールかディフェンソールファンのバスに限る)、ペニャロールのヒーロー、8番パチェコがゴールを決めたらクラクションが鳴り、試合終了時には花火と爆竹、といういつもの通りの騒ぎ方でした。
と、わいわい喜んでるだけなら可愛いですし、まあ花火くらいなら犬や猫が怖がる位でたまには受け入れようかという気になるのですが、その一方で不穏な動きもあり。ファンがお祝い騒ぎに便乗して商店のショーウインドーを破壊したり、略奪したり、放火したりしたのです。一番被害が大きかったのは畏れ多くも最高裁判所。ガラスを割って乱入し、パソコン等を盗んでいったそうです。
セントロで最も騒いでいたのは300人ぐらいの集団だったそうですが、もちろん警察と衝突し、この騒ぎで89人が逮捕されたそうですが、証拠不十分で釈放されています。
私も試合の翌日にいつものように何気なく目抜き通りの18 de Julioを歩いていたら、何件ものお店のショーウインドーが割られてて、何が起こったのかびっくりしました。
また話題になったのが、この騒ぎで燃やされてしまった街角のキオスコ。オーナー夫妻がなけなしの貯金をはたいて買ったこのキオスコ、心ないファンの大騒ぎで一夜にして灰になってしまいました。
2人の子供が居るこの一家はこのキオスコで生計を立てていて、このご夫人はあまりのがっくりと理不尽さにどう立ち直っていいやら、インタビューで涙ながらに語ってました。
しかしこの件は、新聞・雑誌販売業の組合が新しいキオスコを購入し、一家にプレゼントすることで一件落着となりました。また、「真のペニャロールファン」を自負する良識のある人たちの間で、一家への募金も募られています。
もちろんこれでペニャロールファンのすべてが語られる訳ではありませんし、どの団体でも一部のたちの悪い人間は居ます。これがナシオナルであったって、暴動は起こらなかったとは断言出来ません。それにもしかしたらペニャロールファンの姿を借りて、鬱憤を晴らしたかった人間が便乗しただけかもしれません。ただ、ウルグアイのサッカーファンもタチが悪くなって来た、というのは事実です。
それにしてもたかだかサッカーで命の危険があったり、強奪・強盗の危険があったり。南米とは言え、ついこの間までのウルグアイでは考えづらかった事が急に起こり始めました。ほんとにばかばかしい、繰り返しますが、たかだかサッカーですよ(自分もサッカーファンですが、人の命と比べたら、やっぱり「たかだか」です。)。南米と言ったって、サッカーで命を落としたり人生が悪い方に変わるのは受け入れられる訳ありません。
さて、これはモンテビデオの生活の厳しさから庶民の鬱憤が溜まって来ているのか、はたまた若者を中心とした躾の欠如から来ているのか、どちらにしても、平和なウルグアイが好きな自分には、まったく好ましくない動きです。
やはり大一番の試合、いつもの通りバスに乗ればラジオ中継がガンガンかかっており(但し運転手がペニャロールかディフェンソールファンのバスに限る)、ペニャロールのヒーロー、8番パチェコがゴールを決めたらクラクションが鳴り、試合終了時には花火と爆竹、といういつもの通りの騒ぎ方でした。
と、わいわい喜んでるだけなら可愛いですし、まあ花火くらいなら犬や猫が怖がる位でたまには受け入れようかという気になるのですが、その一方で不穏な動きもあり。ファンがお祝い騒ぎに便乗して商店のショーウインドーを破壊したり、略奪したり、放火したりしたのです。一番被害が大きかったのは畏れ多くも最高裁判所。ガラスを割って乱入し、パソコン等を盗んでいったそうです。
セントロで最も騒いでいたのは300人ぐらいの集団だったそうですが、もちろん警察と衝突し、この騒ぎで89人が逮捕されたそうですが、証拠不十分で釈放されています。
私も試合の翌日にいつものように何気なく目抜き通りの18 de Julioを歩いていたら、何件ものお店のショーウインドーが割られてて、何が起こったのかびっくりしました。
また話題になったのが、この騒ぎで燃やされてしまった街角のキオスコ。オーナー夫妻がなけなしの貯金をはたいて買ったこのキオスコ、心ないファンの大騒ぎで一夜にして灰になってしまいました。
2人の子供が居るこの一家はこのキオスコで生計を立てていて、このご夫人はあまりのがっくりと理不尽さにどう立ち直っていいやら、インタビューで涙ながらに語ってました。
しかしこの件は、新聞・雑誌販売業の組合が新しいキオスコを購入し、一家にプレゼントすることで一件落着となりました。また、「真のペニャロールファン」を自負する良識のある人たちの間で、一家への募金も募られています。
もちろんこれでペニャロールファンのすべてが語られる訳ではありませんし、どの団体でも一部のたちの悪い人間は居ます。これがナシオナルであったって、暴動は起こらなかったとは断言出来ません。それにもしかしたらペニャロールファンの姿を借りて、鬱憤を晴らしたかった人間が便乗しただけかもしれません。ただ、ウルグアイのサッカーファンもタチが悪くなって来た、というのは事実です。
それにしてもたかだかサッカーで命の危険があったり、強奪・強盗の危険があったり。南米とは言え、ついこの間までのウルグアイでは考えづらかった事が急に起こり始めました。ほんとにばかばかしい、繰り返しますが、たかだかサッカーですよ(自分もサッカーファンですが、人の命と比べたら、やっぱり「たかだか」です。)。南米と言ったって、サッカーで命を落としたり人生が悪い方に変わるのは受け入れられる訳ありません。
さて、これはモンテビデオの生活の厳しさから庶民の鬱憤が溜まって来ているのか、はたまた若者を中心とした躾の欠如から来ているのか、どちらにしても、平和なウルグアイが好きな自分には、まったく好ましくない動きです。
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