個人的にはかなりどうでもいいネタなんですが、ウルグアイのヒーロー、我らがウルグアイ代表の10番、ディエゴ・フォルランが来月結婚するそうです。
役所の登録は7月2日予定、教会での式は12月、サッカーシーズンが一息ついた時に行われるそうです。
お相手は共通の友人を介して知り合った、ウルグアイ人女性のPaz Cardosoさん。やっぱし若い22歳。医学部で勉強中かつ陸上ホッケーチームの選手と言う、なんでもできるお嬢さんらしいです。
まあ、ウルグアイ人のヒーローがウルグアイ女性と付き合って落ち着くと言うのは、ウルグアイ国民的にもいい感じなんでしょうかね。
フォルランと言えば、前婚約者のアルゼンチン人モデルZaira Naraちゃんと結婚式1ヶ月前の2011年6月に別れたエピソードがあまりに有名ですが、今度はちゃんと決まったらいいですね。
(それにしてもZairaちゃん、かわいかったですね。今も可愛いんでしょうが。)
それにしても交際1年未満かそこそこでの結婚。フォルラン、結婚自体はしたかったんだな。
ウルグアイに馴染もうと奮闘中の、いち日本人の目からみたウルグアイを本音ベースで記したブログです。たまにきれい事ではないウルグアイの現実についても触れます。 きれいなウルグアイ・観光情報については、こちらのブログをご参照下さい。「地球の歩き方」ウルグアイ/モンテビデオ特派員ブログ http://tokuhain.arukikata.co.jp/montevideo/
4.16.2013
4.15.2013
スポーツにおける暴力反対キャンペーン
さて、南米でサッカー観戦と言えば、割とすぐ思い浮かぶステレオタイプと言えば、興奮して暴れる凶暴なサポータでしょうか。
もちろんその通りの国もあるのですが、ウルグアイは比較的穏やかで、熱狂的サポータの集うゴール裏ど真ん中に行かなければ、割と平和に試合を楽しむ事が出来ます(それでも注意は必要ですが)。
...の筈だったのですが、最近、立て続けに試合中のサポーターによる喧嘩・暴力が相次いで起こり、それを受けて、「暴力をファンである事を混同しないで」というスローガンのもと、暴力反対キャンペーンが打たれています。
もちろんその通りの国もあるのですが、ウルグアイは比較的穏やかで、熱狂的サポータの集うゴール裏ど真ん中に行かなければ、割と平和に試合を楽しむ事が出来ます(それでも注意は必要ですが)。
...の筈だったのですが、最近、立て続けに試合中のサポーターによる喧嘩・暴力が相次いで起こり、それを受けて、「暴力をファンである事を混同しないで」というスローガンのもと、暴力反対キャンペーンが打たれています。
今年の1月16日、クラシコ(ウルグアイの2大クラブ、ナシオナルとペニャロールの試合)で、ただしこの場合は親善試合だったのですが、PKの判定を巡って選手たちが審判に抗議している間に入った警察をナシオナルのGK、Jorge Bavaが殴るという出来事が起こりました。
またそのクラシコの前にペニャロールファンの20歳の青年がナシオナルファンに銃で撃たれてICUに運ばれています(無事退院しました)。
2月にもコパ・リベルタドーレス杯のペニャロール vs ベレス(アルゼンチン)の試合でもファン同士の喧嘩が起こり、3月にもペニャロールファンがマリファナを1kg以上所持しているのが発見され、さらにその中には数人の前科者が含まれており、さらには非正規のルートで入手した50枚もの代表試合のチケットを持っていたそう(こういう人たちが代表試合にスタジアムに居ると思うと、個人的には揉めそうで面倒くさいんですが…)。また、ナシオナルの試合後、ナシオナルのファン(!)が試合後、ロッカールームに移動する選手達を押して、ファンとセキュリティの間で殴り合いが発生。さらにその翌日はペニャロールの会長とファンの間で殴り合いが。
4月に入ると、 ペニャロールの陣取るセンテナリオスタジアムのアムステルダム席はまさにカオスだったそうで、盗み2件あり、刺されたファン1名あり、禁止された場所に旗を掲げようとしたファンを静止しようと入った警察に投石され、警察も一部の入口の警備を放棄して撤退したり。
とかなんとか、ファンだけではなく選手もクラブ関係者もひっくるめて、一気に暴力の嵐が来た感じです。
さすがにこれでは、とスポーツの暴力対策のために組織された委員会が、リスクの高い試合は無観客試合でやってはどうかと提案をするまでに。
善良ないちサッカーファンとしては、折角のクラシコやコパ・リベルタドーレスを生で見るチャンスを失ったらたまったものじゃありません。ファンの皆さんにも自重いただいて、やっぱりスポーツは素面で、フェアに楽しんで見るものに戻ってもらいたいです。
実は2009年に、既にバスケットボールリーグ(意外にもウルグアイでは割とバスケが人気です。サッカー程ではもちろんありませんが)で、応援している
チームのシャツを着て観戦にきた10代の少年2名が、相手のファンに殴られた末死亡すると言う痛ましい事件が起こっています。この反省をぜひ忘れて欲しくありません。
…と言っても正直なところ、ウルグアイには様々な経済的な層、教育の層があり、家庭での道徳教育が欠如している場合も多々あり、一概にキャンペーンを打ってはいそうですか、と収まる程みんな聞き分けが言い訳ではないんですよね。(テレビのきれいなキャンペーン映像を見て思いとどまる層はそもそもスタジアムで暴力なんて奮わないと思うんですが、ウルグアイ、キャンペーンさせると映像だけは綺麗なんですよね。)
スポーツだけではなく全体的にも、近年進んでる若年層を中心とした麻薬汚染、銃犯罪の増加等々も絡んで、凶悪犯罪も増加して来ておりますし、なかなか一筋縄ではいかないのかもしれません。
8月、サッカー日本代表 vs ウルグアイ代表試合決定!!
さて、1月頃にふわっと噂話に登った、日本 vs ウルグアイ戦、ついに正式に決まりました!!
と言っても情報ソースは日本で、ウルグアイではまだニュースになってないんですけどね。とほほ。
まあ、U17が戦ってる最中だし、ベネズエラ大統領選も終了しましたし、日本どころじゃありませんってか?
兎にも角にも、楽しみですね。
と言っても情報ソースは日本で、ウルグアイではまだニュースになってないんですけどね。とほほ。
まあ、U17が戦ってる最中だし、ベネズエラ大統領選も終了しましたし、日本どころじゃありませんってか?
兎にも角にも、楽しみですね。
4.01.2013
¡¡¡Feliz año nuevo!!! あけましておめでとう!
¡¡¡Feliz año nuevo!!! (新年おめでとう!)
¡¡Se arranca nuevo año!!(新しい年が始まったね!!)
と、本日4月1日、ちらほら挨拶される事がありまして。
最初はエイプリルフールかと思ってたのですが、ウルグアイでは大真面目な冗談。
そうです、2013年も始まってもう3ヶ月過ぎた頃に、人々はようやく1年が本格的に始まって、市中の人たちは「しょうがネエな、そろそろ働くか」という気分になるのです。
といいますのも、ウルグアイは1月〜2月が真夏ですので、その間が夏休みとなるのですが、1月(早い人は12月の下旬)〜2月いっぱいまでが夏バカンス期間という感覚で、大体の人は15日間休みを取るのですが、早く取る人も居り、遅く取る人も居り、常に仕事場は人が足りていない状態で、いまいち本格始動し切りません。オフィスが開いていても、「あ、担当の人がバカンス中で居ないから、2週間後においでね。」と言われる事もあり、開いていても機能してないじゃん、とツッコミたくなる事もしばしば。
そして3月の第一月曜日からはさすがに学校の新学期が始まるので(学校は12月下旬から2月一杯まで休みです!!)、バカンスを止めて街に居るか、という雰囲気になるのですが、それも束の間、3月の中旬から4月上旬に(年によって変わりますが)イースター週間のお休みが来ます!!このタイミングでまた皆さん、1週間ほど街を我先にと出払いますので、やっぱり働いてるどころじゃない状態。
ちなみにウルグアイはイースター週間は『観光週間(Semana de turismo)』 と呼ばれます。
そんなこんなで、なんだかんだ皆さん12月下旬〜3月一杯までバカンスモード。夏ですし。ようやくそんな気分も終わって、秋も深まって、雨ばっかり降って寒くって憂鬱な冬が来ると言う事で、仕方ねえ、次の夏が来るまで辛抱して働くか。という気分に切り替わるのがこの時期です。
ようやくウルグアイのリズムに慣れて来て、私も夏モードが終わるのが悲しくて仕方ない気持ちがわかるようになって来ましたが、未だにこの『失われた3ヶ月』の喪失感には慣れません。3ヶ月あったら、一仕事終わりまっせ???というのはあくせくした日本的サラリーマン感覚でしょうか。
ウルグアイは先進国よりずっと遅れてる国だから、と自虐的に国民はいいますが、そりゃ、先進国が1年フルフルに稼働している中、1年の内3ヶ月、4分の1、25%(と表現するとデカい)動いてなけりゃ、よしんば同じスピードで世の中が動いても遅れるのは当たり前なのに、ましてやスピードだって段違いなんだから…………。
でもまあ、ほんとにウルグアイの冬は長くて、寒くて、雨が多くて、憂鬱なので、全てを放り投げて夏を楽しみたい気持ちも、分かると言えば分かります。
今はまだ秋、気候もいいのでこれがもう少し続いてくれる事を祈っときます。
¡¡Se arranca nuevo año!!(新しい年が始まったね!!)
と、本日4月1日、ちらほら挨拶される事がありまして。
最初はエイプリルフールかと思ってたのですが、ウルグアイでは大真面目な冗談。
そうです、2013年も始まってもう3ヶ月過ぎた頃に、人々はようやく1年が本格的に始まって、市中の人たちは「しょうがネエな、そろそろ働くか」という気分になるのです。
といいますのも、ウルグアイは1月〜2月が真夏ですので、その間が夏休みとなるのですが、1月(早い人は12月の下旬)〜2月いっぱいまでが夏バカンス期間という感覚で、大体の人は15日間休みを取るのですが、早く取る人も居り、遅く取る人も居り、常に仕事場は人が足りていない状態で、いまいち本格始動し切りません。オフィスが開いていても、「あ、担当の人がバカンス中で居ないから、2週間後においでね。」と言われる事もあり、開いていても機能してないじゃん、とツッコミたくなる事もしばしば。
そして3月の第一月曜日からはさすがに学校の新学期が始まるので(学校は12月下旬から2月一杯まで休みです!!)、バカンスを止めて街に居るか、という雰囲気になるのですが、それも束の間、3月の中旬から4月上旬に(年によって変わりますが)イースター週間のお休みが来ます!!このタイミングでまた皆さん、1週間ほど街を我先にと出払いますので、やっぱり働いてるどころじゃない状態。
ちなみにウルグアイはイースター週間は『観光週間(Semana de turismo)』 と呼ばれます。
そんなこんなで、なんだかんだ皆さん12月下旬〜3月一杯までバカンスモード。夏ですし。ようやくそんな気分も終わって、秋も深まって、雨ばっかり降って寒くって憂鬱な冬が来ると言う事で、仕方ねえ、次の夏が来るまで辛抱して働くか。という気分に切り替わるのがこの時期です。
ようやくウルグアイのリズムに慣れて来て、私も夏モードが終わるのが悲しくて仕方ない気持ちがわかるようになって来ましたが、未だにこの『失われた3ヶ月』の喪失感には慣れません。3ヶ月あったら、一仕事終わりまっせ???というのはあくせくした日本的サラリーマン感覚でしょうか。
ウルグアイは先進国よりずっと遅れてる国だから、と自虐的に国民はいいますが、そりゃ、先進国が1年フルフルに稼働している中、1年の内3ヶ月、4分の1、25%(と表現するとデカい)動いてなけりゃ、よしんば同じスピードで世の中が動いても遅れるのは当たり前なのに、ましてやスピードだって段違いなんだから…………。
でもまあ、ほんとにウルグアイの冬は長くて、寒くて、雨が多くて、憂鬱なので、全てを放り投げて夏を楽しみたい気持ちも、分かると言えば分かります。
今はまだ秋、気候もいいのでこれがもう少し続いてくれる事を祈っときます。
登録:
投稿 (Atom)